嫌・257 〜それじゃ無理だ〜
仕事を終え、着替える場所に向かって歩いていると、2匹の雌豚と一人の女性がいた。
豚はフゴフゴ言いながら女性のバックを物珍しそうに前脚にとった。
パーパーリン?!
値段のことでも言ってたのだろう。
日本語で言えばハチハチゼロ。880ドルだったんだろう。女性は少し照れたような表情で、
えぇ、そのくらい。みたいなことを言っているように思えた。
豚は値段にひっくり返ったようでそれからそんごい鳴き声をずっとかましていた。
お前どこにいる豚に遠吠えほいてんの?女性は真横にいるじゃねーか。100メートル先に生きの良い雄豚でもいたか?発情したんか?
ンゴゴゴゴ アーシャシャシャシャシャ
グァーハハハハ フゴッ
そりゃ誰もテメーなんかに880ドルもするバックなどプレゼントしねーわ。せめて寝床を藁から布団に変えてもらうことだな。
黙って生きろ。
死ね。
あ~、マジでチャイニーズ嫌いだわ。