嫌・133 〜そのままチャーシューにでもなれ〜

ブラックジャックにチェックインしてきた豚野郎が、いきなり暑い暑い言い出した。

そしてそのあと何を言い出すかと思いきや、お客さんにあげる用の少し厚手のゲームの記録用紙を見つけてそれをよこせという。

何に使うかというと、うちわ代わりにするのだ。

ブタ。それはうちわじゃねーんだよ。テメーのキモい汗を染み込ませんじゃねーよ。

そしたら今度はテーブルにどれくらいチップがあるとか、今どれくらい買ってる負けてるを記録するでかい紙をとめておく板？のようなものを手にしようとするではないか。

豚が！記録用紙とそれで何が違うってんだよ！！うちわになんかさせねーよ！痩せろボケ！

なにが、暑い暑い、だよ！そのまま蛍光灯の下で丸焼きになって死ね！誰もテメーみてーな脂ぎった豚なんか食わねーわ。そのまま廃棄してやる。

ギリギリに来るからそーなんだろーが！時間に余裕を持ってくれば焦って汗なんかかかねーんだよ！暑くもねーんだよ！！つーか、チェックインするために汗なんかかかねーんだよフツーはよー！豚がぁ！

そのあと今日のボスは誰だ？と聞いてきた。

知らん、と答えたらインドのボスがテクテク歩いてきた。本当は違ったんだが、なぜあのタイミングであのボスがいたんだろう。不思議だ。それきり今日は見なかったぞ。

そしたら豚が、あー、なるほど。と鳴いてた。

俺の言ってる意味わかった？と言ってたので、わかってるよ、と答えといてやった。

ボスが誰だろーとテメーなんかにうちわなんかにさせねーんだよ！痩せろボケ。

今日もテーブルを閉める。休憩から戻って、自分のブラックジャックのテーブルに戻ってクローズの準備をしようとしたら、豚が前足使ってテーブルに今全部でいくらあるのか紙に数字を書いてやがった。それはテメーの仕事じゃねーんだよ！余計なことしてんじゃねーよ！手伝ってるつもりか？！迷惑なんだよ。テメーはテメーの仕事しろボケ。ろくにできやしねーくせに、そんなことで評価上がるとでも思ってんのか？！逆効果なんだよ！！

つーか、テメーの書いた額ちげーし。調子こいてんじゃねーぞ豚が！余計なことすんな！チャイニーズなんか信用できるかボケが！！

あ～、マジでチャイニーズ嫌いだわ。