反省・1 〜泣かせてしまった〜
初めて反省の弁を述べます。
放ったらかして起きたミスを、自分の判断で勝手に処理しようとするやつがいたから注意した、というかキレた。
デカイ声で怒鳴るとか、そういうことではなく、言い方。
厳しく言ってしまった。
そして、彼女は泣いた。
そいつは毎回毎回それに気づかず何度も、ほんとに何十回も俺に言われてミスが起こる前に直してる。
そいつはやってるような仕草をしてるけど、一体何をやってるのかさっぱりわからない。
そしてついに今日ミスが起こった。
今までそいつに溜まってたものが爆発。
なんで毎回言わないといけないんだ!と。
これはまあ、今日のそいつへの1つの事件で、2つ目が問題。
俺がほんとに申し訳ないと思ったこと。
そいつが当たっていた事に対して、俺が2回も
違う!
と客の目の前でキツく言ってしまった。
確認したら間違っていたのは俺の方だった。
その後にすぐ二回ほど謝ったが、少し忙しかったせいか、聞こえていなかったようで少し時間をあけて謝ることにした。
別のところにも行かないといけなかったというのもある。
別の場所に移って仕事をしていたら上司が、あの子泣いちゃったぞ、何したんだ?
どんないいかたをしたんだ?と。
キツく言ってしまいました、と伝える。
謝りに行って、その場では解決したが、このモヤモヤ感がなくならない。
客の前で強く言うな、と上司に言われて確かにそれはそうだ、と。
俺が未熟でした。
しかも1つは俺が間違ってたし。
そんな感じで仕事を終えて飯を食いながら、同期のおじさんと同僚に話を聞いてもらったが、やっぱりまだモヤモヤしてる。
今日は眠れそうになさそうだ。
家の下のエレベーターの前にクリスマスツリーが飾られてる。
インド人がそれをぼーっと見てた。
俺はそれに癒やされた。
エレベーターの中でつい、クリスマス祝うんですか?とそのインド人のおっちゃんに話しかけた。
おっちゃんは、祝うよ、と答えた。
俺は、俺には家族も子供も彼女もいないし、一人だから祝わないな、と言った。
おっちゃんの降りる階についた。
メリー・クリスマス、と言って優しい笑顔と共に軽い握手をしてくれておっちゃんは去って行った。
癒やされた。
俺も、ありがとう、と言っておっちゃんの家に帰る後ろ姿を見ながらエレベーターのドアが閉まるのを待った。
やはりインド人はいいね。
気持ちが穏やかになる。
笑顔になれる。
なぜチャイニーズか彼らを嫌うのかがわからない。
死ね、チャイニーズ。
しかし今日は、死ねとばかり思ってるチャイニーズに対してほんとに悪い事をしてしまった。
謝っても、俺がした事は彼女に対して申し訳なかった。
まだモヤモヤしてるが、おっちゃんのおかけで少し気が楽になった。
ここにそのことを書いてまた少し楽になった。
しかし、俺はチャイ二ーズは嫌いだ。
死なねーかな。
あ~、マジでチャイニーズ嫌いだわ。